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Kyrie

キリエ

構成 🌐 ギリシャ語

意味

あわれみの賛歌

解説

「主よ、あわれみたまえ」。ミサの冒頭で奏でられる、静謐で切実な祈り。厳かな静寂から始まります。

Kyrie(キリエ)は、カトリックのミサ曲の中で最初に置かれる部分で、ギリシャ語 Kyrie eleison(主よ、憐れみたまえ)に由来する。

ラテン語のミサの中で唯一のギリシャ語

ミサの通常文(毎回のミサで共通して歌われる部分)は基本的にラテン語で書かれているが、Kyrie はギリシャ語のまま残された唯一の部分である。これは初期キリスト教の礼拝で使われていたギリシャ語の祈りの言葉が、ラテン語化の進んだ後もそのままの形で受け継がれたことによる。

3行×3回という構造

テキストは「Kyrie eleison(主よ、憐れみたまえ)」「Christe eleison(キリストよ、憐れみたまえ)」「Kyrie eleison」という3つの句からなり、それぞれ3回ずつ、合計9回繰り返されるのが伝統的な形である。作曲家はこの短く反復的なテキストに、ミサ曲全体の性格を決める最初の音楽を付けることになる。

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