チューナー — 使い方と、音名・セントの見方
マイクで拾った音の高さを測り、近い音名と、そこからのずれを表示する道具がチューナーです。このページのチューナーの使い方と、基準音(標準音)、平均律、調律という言葉の意味を、事典の記述に沿ってまとめます。
このチューナーの使い方
チューナーを開いて、マイクの使用を許可すると、マイクが拾った音の周波数(Hz)と、いちばん近い音名(C、C#、D のようなアルファベット表記)が表示され、その音名からのずれが、針で示されます。針は、FLAT(低い)から TUNE、SHARP(高い)の間で動きます。ずれは、セントという単位で測り、プラス5セントより高いと SHARP の側、マイナス5セントより低いと FLAT の側の表示になり、その間は TUNE の表示になります。拾った音が小さすぎるときは、新しい測定は行われません。
基準音は A=440Hz で固定
このチューナーは、イ(一点イ、A)の音を440ヘルツとして計算します。デジタル大辞泉と日本国語大辞典は、現在は一点イ音を440ヘルツとする国際標準音が広く用いられていると説明しています。ただし、世界大百科事典は、実際の演奏では必ずしも440ヘルツとは限らず、これより高めの音に合わせることが多いと述べています。このチューナーでは、基準の周波数を変えられません。
平均律に基づく音名
音名の計算は、1オクターブを12に等分した十二平均律に基づいています。デジタル大辞泉は、十二平均律を、19世紀以降広く用いられている音律としています。日本国語大辞典によると、十二平均律では、すべての全音と半音の関係が2対1になっています。
調律とは
デジタル大辞泉は、調律を、楽器の音高を、ある音律に合うようにととのえることとしています。世界大百科事典によると、鍵盤のない弦楽器の開放弦については、調律とはいわず、調弦といいます。
セントの読み方
セントという単位の意味と、平均律と純正な音程の差については、読み物「チューナーのセント表示の読み方」にまとめています。