Adagietto
アダージェット
意味
やや速く
解説
Adagioよりもわずかに歩みを進めた速度。マーラーの「アダージェット」のように、深い情愛と動きを共存させます。
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アダージェット
やや速く
Adagioよりもわずかに歩みを進めた速度。マーラーの「アダージェット」のように、深い情愛と動きを共存させます。
Adagietto は Adagio に縮小辞が付いた形。「小さな Adagio」で、Adagio よりわずかに速く、動きを持った速度です。
Adagio が緊張の解けた状態を指すのに対し、Adagietto はそこにわずかな歩みを加えます。停滞せずに歌えるだけの速度、というのが実際的な理解です。楽章名として使われる場合は、その楽章が深い情感を持ちながらも前へ進んでいることを示しています。
Adagietto は演奏者によってテンポの解釈が大きく分かれる語です。マーラーの交響曲第5番第4楽章では、7分台から12分台まで演奏時間に大きな差があります。速い演奏は歌としての流れを、遅い演奏は瞑想的な深さを重視しており、どちらも成立します。自分がどちらの立場を取るかを決めてから練習に入るべき楽章です。
ピアノ
歌の呼吸に合わせて速度を決めます。ブレスできない長さになっていないか声に出して確認します。
弦楽器
ビブラートの速さがテンポと釣り合っているか確認します。速すぎると落ち着きません。
ハープ
マーラーの例のように、和声を支える役割を担うことがあります。テンポの基準になります。
マーラー 交響曲第5番 第4楽章
Adagietto。演奏時間の幅が最も大きい楽章の一つです。
ビゼー「アルルの女」第1組曲
Adagietto。弱音器付きの弦が静けさを作ります。