Andantino
アンダンティーノ
意味
Andanteより少し速く
解説
「小さなアンダンテ」。Andanteよりも少し軽やかで、気軽な散歩のようなニュアンスを含みます。
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アンダンティーノ
Andanteより少し速く
「小さなアンダンテ」。Andanteよりも少し軽やかで、気軽な散歩のようなニュアンスを含みます。
Andantino は Andante に縮小辞が付いた形。「小さな Andante」ですが、Andante より速いのか遅いのか、歴史的に解釈が割れてきた語です。
縮小辞 -ino は「小さな」を意味しますが、Andante に対して「動きが小さい」と読めば遅く、「歩みが小さく軽い」と読めば速くなります。この曖昧さは当時から問題になっており、ベートーヴェンは出版者ジョージ・トムソンへの手紙で、Andantino が Andante より速いのか遅いのか教えてほしいという趣旨のことを書き残しています。
現代では Andante よりやや速いと解釈するのが一般的です。ただし作曲家によっては逆の意味で使っている可能性もあるため、前後の楽章との関係や曲想から判断する必要があります。同じ作曲家が Andante と Andantino を両方使っている作品があれば、その比較が最も確実な手がかりになります。
共通
同じ作曲家の他作品で Andante がどう扱われているかを調べ、相対的に決めるのが確実です。
ピアノ
軽やかさを出すには、左手の伴奏を短めに扱います。
シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」第4楽章
Andantino con moto。軽やかさと前進が同居します。
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 第2楽章
Andantino semplice。飾らない軽さが指定されています。