Cabaletta
カバレッタ
意味
アリアの終盤に置かれる速く技巧的な部分
解説
緩やかな部分の後に続く、高揚感のある速い旋律の反復部分。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
カバレッタ
アリアの終盤に置かれる速く技巧的な部分
緩やかな部分の後に続く、高揚感のある速い旋律の反復部分。
Cabaletta(カバレッタ)は、19世紀イタリア・オペラのアリアの終盤に置かれる、速く技巧的な部分を指す。
この時代のアリアは、緩やかで抒情的な前半部分(Cavatinaと呼ばれることが多い)と、それに続く速く高揚感のある後半部分の2部構成を取ることが一般的だった。Cabalettaはこの後半部分を指し、多くの場合、旋律が一度提示された後に装飾を加えて繰り返される。
感情の高まりや決意を表す場面で用いられ、テンポの速さと歌手の技巧的な装飾によって、場面を興奮とともに締めくくる役割を果たす。
旋律が一度提示されたあと、多くの場合そのまま繰り返されるのではなく、歌手が即興的な装飾(コロラトゥーラ)を加えて2回目を歌う。この慣習により、同じカバレッタでも歌手ごとに異なる装飾が聞かれ、技巧を披露する場としての性格が強まる。
声楽
繰り返される旋律に装飾を加える箇所では、1回目をあえて控えめに歌い、2回目の装飾でより大きな技巧と感情の高まりを見せると、対比がはっきりします。
ヴェルディ「椿姫」第1幕より Sempre libera
緩やかな Ah, fors'è lui に続く、この分野で最も広く知られるカバレッタです。