Aria
アリア
意味
独唱曲、詠唱
解説
オペラ等で、登場人物が感情をたっぷりと歌い上げる場面。
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アリア
独唱曲、詠唱
オペラ等で、登場人物が感情をたっぷりと歌い上げる場面。
Aria はイタリア語で「空気、様子」から転じて「歌」を意味します。オペラやオラトリオの中で、登場人物が心情を歌い上げる独唱曲です。
オペラでは、レチタティーヴォが物語を進行させ、アリアがその場面で登場人物が何を感じているかを描きます。アリアの間、物語は基本的に停止します。同じ言葉が繰り返されるのはこのためで、時間の進行より心情の深さを表現することが目的だからです。演奏では、この「止まっている時間」をどう充実させるかが問われます。
バロックで確立した形式が、A—B—A の三部形式を取るダ・カーポ・アリアです。最後のAは Da Capo の指示で戻りますが、単なる繰り返しではなく、歌手が装飾を加えて変奏することが慣習でした。楽譜に書かれていない部分に歌手の技量が表れる、即興性を含んだ形式です。
声楽
言葉の意味とフレーズの頂点を一致させます。技巧が目的化すると心情が伝わりません。
伴奏
歌の呼吸に合わせます。楽譜どおりのテンポより、歌い手のブレスが優先されます。
器楽の独奏
アリアを器楽で演奏する場合、原曲の歌詞を読んでからフレーズを設計します。
ヘンデル「オンブラ・マイ・フ」
ダ・カーポ・アリアの代表例で、戻ったあとの装飾が見せ場です。
モーツァルト「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」
短いアリアの中に心情が凝縮されています。