Alla turca
アッラ・トゥルカ
意味
トルコ風に
解説
軍楽隊のような力強い打楽器的なリズム。モーツァルトの「トルコ行進曲」が最も有名です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
アッラ・トゥルカ
トルコ風に
軍楽隊のような力強い打楽器的なリズム。モーツァルトの「トルコ行進曲」が最も有名です。
Alla turca は「トルコ風に」。18世紀ヨーロッパで流行した、オスマン帝国の軍楽隊を模した音楽様式を指す。
オスマン帝国のイェニチェリ(親衛歩兵)に付随した軍楽隊は、大太鼓・シンバル・トライアングルなどの打楽器を多用した力強い音楽で知られ、その響きがヨーロッパの宮廷や作曲家たちの間で異国趣味として模倣された。
大太鼓やシンバル、トライアングルによる強い拍打ち、単純で行進曲的なリズムが典型的な特徴で、モーツァルトのピアノソナタの終楽章「トルコ行進曲」などがこの様式の代表例として知られる。
ピアノ
軍楽隊の打楽器を模した様式なので、レガートで滑らかにつなぐより、一音ずつ拍をはっきり刻み、行進曲のような規則正しい強打の感覚を保つことが様式に合います。ペダルを使いすぎると輪郭がぼやけ、打楽器的な性格が失われます。
モーツァルト ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」
「アラ・トゥルカ」と作曲者自身が指示した終楽章で、軍楽隊風の強い拍打ちを模した左手の伴奏が特徴的な、この様式の代表作として最も広く知られています。ソナタ全体は変奏曲形式の第1楽章で始まり、この終楽章で締めくくられます。