Falsetto
ファルセット
奏法
🌐 イタリア語
意味
裏声(仮声)
解説
地声とは異なる、頭のてっぺんから抜けるような高い声。繊細で透明感のある表現や、超高音域のカバーに使用します。
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ファルセット
裏声(仮声)
地声とは異なる、頭のてっぺんから抜けるような高い声。繊細で透明感のある表現や、超高音域のカバーに使用します。
Falsetto(ファルセット)はイタリア語で falso(偽りの)の縮小形で、「小さな偽りの声」の意。声帯全体ではなく縁の部分だけを振動させて出す、地声(モーダルボイス)とは発声機構の異なる高い声域を指す。
通常の地声(モーダルボイス)では声帯全体が厚みを保ったまま振動するのに対し、ファルセットでは声帯の縁だけが薄く振動し、声帯全体はしっかり閉じきらない。このため地声より息が多く混じり、細く軽い音色になる。「偽り」という呼び名は、地声と異なる発声機構で出るこの声を、本来の声ではないと捉えた歴史的な見方に由来する。
地声とファルセットの境目(passaggio と呼ばれる移行域)をどう滑らかに越えるかは、男声にとって重要な技術的課題になる。ポップスやカウンターテナーの歌唱では、この切り替えを目立たせず地声のように扱う技術(ヘッドボイスとの融合)が磨かれてきた。