Arco
アルコ
意味
弓を使って
解説
pizz.(指弾き)の指示を解除し、再び弓で弾く(本来の奏法に戻す)ための重要な合図です。
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アルコ
弓を使って
pizz.(指弾き)の指示を解除し、再び弓で弾く(本来の奏法に戻す)ための重要な合図です。
Arco は「弓」を意味する名詞で、pizzicato で指ではじいていた状態から、弓での演奏に戻す指示です。
arco は単独で現れることはほとんどなく、pizz. の後に置かれます。つまり「ここから弓に戻る」という合図であり、それ自体が特別な奏法を指すわけではありません。楽譜で arco を見落とすと、そのまま pizz. を続けてしまうことになるため、pizz. が出てきたら必ず arco がどこにあるかを確認しておく習慣が有効です。
pizz. から arco に戻った直後は、音色の落差が大きく聞こえます。作曲家がその対比を狙っている場合はそのままで構いませんが、なめらかに接続したい場合は、arco の最初の音を柔らかく入るなどの配慮が必要です。合奏では、全員が同じタイミングで戻ることも重要になります。
弦楽器
pizz. 中に弓をどう保持していたかで、戻る速さが変わります。長い pizz. 区間では弓を構え直す余裕があります。
コントラバス
弓が大きいぶん持ち替えに時間がかかります。切り替え位置の確認はとくに重要です。
ベートーヴェン 交響曲第5番 第3楽章
低弦の pizz. と arco の切り替えが、緊張の増減を作っています。