Col legno
コル・レーニョ
意味
弓の棹(木の部分)で弾いて
解説
弓の毛ではなく、木の部分で弦を叩いたり、こすったりします。カサカサとした乾燥した独特の音がします。
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コル・レーニョ
弓の棹(木の部分)で弾いて
弓の毛ではなく、木の部分で弦を叩いたり、こすったりします。カサカサとした乾燥した独特の音がします。
Col legno は「木で」。弓の毛ではなく、木の部分(棹)を使って弦を弾く、あるいは叩く特殊奏法です。
col legno battuto は木の部分で弦を叩く奏法で、乾いた打楽器的な音が出ます。col legno tratto は木の部分を弦に当てたまま引く奏法で、かすれた、ほとんど音程のない響きになります。単に col legno と書かれている場合は battuto を指すのが一般的ですが、曲想によって判断が必要です。
弓の棹で弦を叩くため、弓に負担がかかります。高価な弓を使っている奏者が、この箇所だけ安価な弓に持ち替えることもあります。オーケストラでは全員が一斉に行うため、この持ち替えの時間を確保する必要があります。楽譜に col legno があったら、事前に対応を決めておくのが実務です。
弦楽器
叩く強さより、全員のタイミングを揃えるほうが効果に直結します。音量が小さい奏法です。
コントラバス
弦が太く張力も高いため、他の弦楽器より明確な音が出ます。
ベルリオーズ「幻想交響曲」第5楽章
骸骨の踊りを描く場面で col legno が用いられ、この奏法を有名にしました。
ホルスト「惑星」より「火星」
冒頭の弦が col legno で不気味なリズムを刻みます。