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Legato

レガート

奏法 🌐 イタリア語

意味

なめらかに、切れ目なく

解説

音と音の間に隙間を作らず、一つの呼吸で繋ぐように演奏します。声楽のような滑らかな旋律の基本です。

Legato は legare(結ぶ、つなぐ)の過去分詞で、「結ばれた」。音を長く伸ばすことではなく、音と音のあいだに隙間を作らないことを指します。

切れ目をなくすのは「音」ではなく「間」

legato がうまくいかないとき、多くの人は音を長くしようとします。しかし実際に聴き手が「つながっていない」と感じるのは、音が短いからではなく、音と音のあいだに無音の隙間があるからです。前の音が終わる瞬間に次の音が始まっていれば、一つ一つの音は短くても legato に聞こえます。まず自分の演奏を録音し、どこに隙間ができているかを特定するのが近道です。

音量のつながりも legato のうち

音の長さがつながっていても、音ごとに音量がばらついていると、なめらかには聞こえません。とくに跳躍したときや、指の弱い薬指・小指を使うときに音が凹みがちです。legato の練習では、音の切れ目だけでなく、音量の線が滑らかに続いているかも同時に確認してください。ゆっくり弾いて各音の大きさをそろえる作業が、いちばん効きます。

演奏のヒント

ピアノ

次の鍵盤を押してから前の指を離します。ペダルでつなぐのは補助であって、指の legato の代わりにはなりません。

弦楽器

弓の返しで音が途切れます。返す直前に少し弓速を落とし、返した直後に戻すと、切れ目が目立ちません。

管楽器

タンギングをせず、息だけで音を移します。運指が変わる瞬間に息が緩まないことが最重要です。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ショパン ノクターン 第2番 変ホ長調

右手の legato と、それを支える左手の分散和音の関係が教材のような曲です。

バッハ「G線上のアリア」

弓の返しを感じさせずに旋律を続けることが、この曲の中心的な課題になります。

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