Legatissimo
レガティッシモ
意味
極めてなめらかに
解説
レガートよりもさらに濃密に音を重ね、切れ目を完全に排した神秘的な響きを作ります。
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レガティッシモ
極めてなめらかに
レガートよりもさらに濃密に音を重ね、切れ目を完全に排した神秘的な響きを作ります。
Legatissimo は legato の最上級で「極めてなめらかに」。単に切れ目をなくすだけでなく、音が互いに重なるところまで求める指示です。
legato は音を切らずにつなぐことですが、legatissimo ではさらに進んで、前の音がまだ鳴っているうちに次の音を出します。ピアノでは前の鍵を離すのを遅らせ、指を重ねることで実現します。結果として和音のような濁りがわずかに生じますが、それがこの指示の求める密度です。切れ目をなくすことと音を重ねることは別の操作であり、後者が legatissimo の内容です。
ピアノでは指の重なりとペダルで作ります。ペダルだけに頼ると音が混ざりすぎて輪郭が失われるため、指のつなぎを基本に置きます。弦楽器では弓を返す瞬間の切れ目をなくすことが要点で、返しの直前に弓速を落とし、返した直後に戻します。管楽器や声楽では、音と音のあいだに息の切れ目を作らないことになりますが、ここでは重なりが物理的に不可能なため、実質的には最上のレガートを指す指示になります。
重なりを増やしていくと、どこかで濁りが表現を損ないます。どこまで重ねられるかは、音域と和声によって変わります。低音域では倍音が多く濁りやすいため重なりを控え、高音域では多めに取れます。和声的に協和する音の連続なら重ねやすく、不協和な音がぶつかる箇所では抑える、という判断になります。