Half cadence
はんしゅうし
意味
半終止(Vで止まる)
解説
属和音で一区切りつける終止。安定した和音で終わらないため、話の途中で息を継いだような、続きを期待させる感覚が残ります。楽曲の前半を締めくくり、後半へ橋渡しする場面でよく使われます。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
はんしゅうし
半終止(Vで止まる)
属和音で一区切りつける終止。安定した和音で終わらないため、話の途中で息を継いだような、続きを期待させる感覚が残ります。楽曲の前半を締めくくり、後半へ橋渡しする場面でよく使われます。
半終止は属和音で一区切りつける終止です。安定した主和音で終わらないため、話の途中で息を継いだような感覚が残ります。
終止と呼ばれますが、この形は完結しません。属和音には導音や三全音が含まれ、それらが解決していない状態で止まるため、続きへの期待が保たれます。ハ長調ならソ・シ・レで止まった状態です。区切りではあるが結論ではない、という位置づけになります。
楽曲の前半を締めくくり、後半へ橋渡しする場面でよく使われます。二部形式や小規模な楽曲では、前半の終わりが半終止、後半の終わりが完全終止という対応になることが多くあります。この対比があることで、どちらが本当の終わりなのかが聴き手に伝わります。
ここで音楽が終わったように収めてしまうと、続きが唐突に始まったように聞こえます。和音を鳴らしきったまま、少し前へ張った状態で保つのが基本です。テンポを緩めるとしても、完全終止のときより浅く留めます。
アンサンブル
ここで完全に止まってしまうと、続く音楽が唐突に聞こえます。フレーズの終わりであっても、体の緊張や呼吸を完全には解かず、次のフレーズへの準備を保ったまま一区切りをつけます。
モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第2楽章
前半のフレーズが半終止で区切られ、後半のフレーズが完全終止で締めくくられる、対になった構成の教材としてよく取り上げられます。