Libero
リベロ
意味
自由に、心のままに
解説
規則に縛られず、音楽が求めるままに表現を解放します。演奏者の個性が最も問われる指示です。
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リベロ
自由に、心のままに
規則に縛られず、音楽が求めるままに表現を解放します。演奏者の個性が最も問われる指示です。
Libero は「自由に」。規則に縛られず表現することを求めますが、何をしてもよいという意味ではありません。
この指示が解放しているのは、多くの場合テンポの厳密さです。拍を均等に刻むことから離れ、旋律の要求に応じて伸縮させます。ただし、和声の構造や書かれた音符そのものが自由になるわけではありません。何が自由で何がそうでないかを区別することが、この指示を読む要点です。
決めずに弾くと、自由ではなく散漫になります。どこで伸ばし、どこで詰め、どこへ向かうかを演奏者が決めることが求められているのであり、判断を放棄することではありません。作曲者が指示を手放した分、演奏者が引き受ける責任が増えます。
a piacere(好きなように)、ad libitum(意のままに)、senza tempo(テンポなしで)が同じ方向の指示です。rubato はテンポの揺れを指しますが、こちらは奪った時間をどこかで返すという含みがあり、libero より枠が残ります。