A piacere
ア・ピアチェーレ
意味
望みのままに、自由に
解説
演奏者の解釈にテンポや表現を完全に委ねる指示。自身の音楽性を最大限に発揮し、作品に新たな息吹を吹き込みます。
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ア・ピアチェーレ
望みのままに、自由に
演奏者の解釈にテンポや表現を完全に委ねる指示。自身の音楽性を最大限に発揮し、作品に新たな息吹を吹き込みます。
A piacere は「好みに応じて」。テンポやリズムの扱いを演奏者の裁量に委ねる指示で、rubato よりも大きな自由を与えます。
「自由に」と書かれていても、その場の思いつきで弾けばよいという意味ではありません。むしろ、書かれた枠がないぶん、演奏者が自分で構造を作る必要があります。フレーズの区切りをどこに置くか、どこを頂点にするか、どこで間を取るかを決めてから弾いてください。決めずに弾くと、自由ではなく散漫になります。
独奏なら自由に振る舞えますが、伴奏がある場合は事前の打ち合わせが不可欠です。どこで待つか、どこで合わせるかを決め、合図の方法も決めておきます。カデンツァ的な部分で a piacere が指定されている場合、伴奏は独奏の呼吸を追いかけることになります。
共通
自由に弾く前に、一度は厳格なテンポで弾いてみます。骨格を知ってから崩すのが順序です。
伴奏者
独奏者の呼吸と身体の動きを見て合わせます。楽譜ではなく相手を見ることになります。
ショパン ノクターン各曲
装飾的なパッセージが a piacere 的に扱われ、演奏者の解釈が現れます。