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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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m.v.

Mezzo voce

メゾ・ヴォーチェ

強弱 🌐 イタリア語

意味

半分の声で

解説

適度な抑制。歌いすぎず、少し距離を置いたような客観的な美しさを伴って響かせます。

Mezzo voce は「半分の声で」。m.v. と略されます。声楽由来の語ですが、器楽の楽譜にも使われます。

音量ではなく声の使い方

mezzo forte や mezzo piano が音量の段階を指すのに対して、この語は声の出し方を指しています。全力の声量を使わず、半分に抑えた発声で歌うという指示です。結果として音量は下がりますが、指示しているのは量ではなく質です。歌いすぎず、少し距離を置いたような響きになります。

sotto voce との違い

sotto voce は「声の下で」、すなわち押し殺したような、内緒話のような響きを指します。mezzo voce は抑制はしていますが、隠しているわけではありません。適度に控えた、客観的な美しさを保った声です。sotto voce のほうが秘めた性格が強くなります。

器楽での読み替え

器楽の楽譜にこの指示がある場合、楽器を鳴らしきらずに響きを抑えるという意味になります。弦楽器なら弓の圧力を控えめにし、管楽器なら息の量を抑えます。単に小さく弾くのではなく、余力を残した状態で鳴らすことが求められています。

演奏のヒント

声楽

全力で歌う声とささやく声の中間で、支えは保ったまま音量だけを抑えます。

器楽

声楽由来の語なので、歌うようなニュアンスを保ちながら音量を抑えることを意識します。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

イタリア・オペラのアリア

感情を抑えて内面的に歌う場面で mezzo voce の指示が使われます。

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