Mezzo voce
メゾ・ヴォーチェ
意味
半分の声で
解説
適度な抑制。歌いすぎず、少し距離を置いたような客観的な美しさを伴って響かせます。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
メゾ・ヴォーチェ
半分の声で
適度な抑制。歌いすぎず、少し距離を置いたような客観的な美しさを伴って響かせます。
Mezzo voce は「半分の声で」。m.v. と略されます。声楽由来の語ですが、器楽の楽譜にも使われます。
mezzo forte や mezzo piano が音量の段階を指すのに対して、この語は声の出し方を指しています。全力の声量を使わず、半分に抑えた発声で歌うという指示です。結果として音量は下がりますが、指示しているのは量ではなく質です。歌いすぎず、少し距離を置いたような響きになります。
sotto voce は「声の下で」、すなわち押し殺したような、内緒話のような響きを指します。mezzo voce は抑制はしていますが、隠しているわけではありません。適度に控えた、客観的な美しさを保った声です。sotto voce のほうが秘めた性格が強くなります。
器楽の楽譜にこの指示がある場合、楽器を鳴らしきらずに響きを抑えるという意味になります。弦楽器なら弓の圧力を控えめにし、管楽器なら息の量を抑えます。単に小さく弾くのではなく、余力を残した状態で鳴らすことが求められています。