Pianissimo
ピアニッシモ
意味
とても弱く
解説
非常に繊細で、遠くから聞こえてくるような響き。楽器の音色をコントロールし、芯のあるピアニッシモを目指すのが美しく聴かせるコツです。
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ピアニッシモ
とても弱く
非常に繊細で、遠くから聞こえてくるような響き。楽器の音色をコントロールし、芯のあるピアニッシモを目指すのが美しく聴かせるコツです。
Pianissimo(pp)は「とても弱く」。piano の最上級ですが、実際に求められているのは音量の小ささではなく、聴き手が身を乗り出すような緊張感です。
pp を音量だけで作ろうとすると、音が痩せて客席に届かなくなります。有効なのは「小さい音」ではなく「遠くから聞こえる音」を目指すことです。遠くの音は、音量が小さくても芯が残り、輪郭がぼやけています。楽器を鳴らす量は保ったまま、響きの立ち上がりを柔らかくすると、この質感に近づきます。
練習室で十分に聞こえる pp が、ホールでは消えてしまうことがよくあります。逆に、客席で聴くと想像以上に響いていることもあります。可能なら本番の会場で誰かに客席から聴いてもらい、どこまで落とせるかを確認してください。それができない場合は、録音を少し離れた位置から取ると近い判断ができます。
ピアノ
打鍵の速度は落としても、深さは最後まで保ちます。浅く弾くと音が出ないか、出ても雑音が混じります。
弦楽器
弓を駒寄りに保ったまま圧を抜くと、小さくても芯が残ります。指板寄りに逃げると音が消えます。
管楽器
息の量を減らしても、スピードは落とさないこと。速度が落ちるとピッチが下がり、発音も不安定になります。
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」第4楽章
終結の pp が、音量ではなく消えゆく時間の長さで作られています。
シューベルト 弦楽五重奏曲 ハ長調 第2楽章
長い pp が続くため、痩せさせずに保ち続ける技術が問われます。