Nacchere
ナッケレ
意味
カスタネット
解説
指にはめて打ち鳴らす、スペイン風の小さな木製打楽器。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ナッケレ
カスタネット
指にはめて打ち鳴らす、スペイン風の小さな木製打楽器。
Nacchere(ナッケレ)はイタリア語で「カスタネット」を意味する語。指にはめて打ち鳴らす、スペイン舞踊に由来する小さな木製打楽器。
スペイン語の castañuelas(カスタネット)と語根は異なるが、いずれも貝殻状の2枚の板を打ち合わせる同じ構造の楽器を指す。二枚貝の殻に似た形から名付けられたとされる。
スペイン風の情景を描く楽曲や舞曲の場面で、色彩を添える打楽器として使われる。手に持って直接鳴らす奏法のほか、演奏しやすいよう柄を付けた形のものが用いられることもある。
スペインの民俗舞踊では、左手のカスタネット(低めの音、macho「雄」と呼ばれる)が基本のリズムを刻み、右手のカスタネット(高めの音、hembra「雌」)が装飾的に細かい音を加えるという役割分担がある。オーケストラでの使用ではここまで厳密に区別されないことが多いが、由来としては押さえておく価値がある。
カスタネット
2枚の板の開閉の幅で音量が変わります。速い連打では手首だけでなく指の動きを使い分けることで、音量を保ったまま速度を上げられます。
ビゼー「カルメン」より セギディーリャ
カルメンが歌いながらカスタネットを鳴らす場面があり、スペイン風の情景を描く代表的な使用例として知られます。