🎵 おんがく手帳

1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

← 辞典にもどる

Contrabbasso

コントラッバッソ

楽器 🌐 イタリア語

意味

コントラバス

解説

オーケストラの土台。深遠な低音。

Contrabbasso(コントラバス)は、オーケストラの最低音を担う弦楽器。記譜より1オクターブ低く鳴る移調楽器でもあります。

実音は1オクターブ下

コントラバスは、書かれた音より1オクターブ低く鳴ります。これは加線が増えすぎるのを避けるための慣習です。チェロと同じ譜面を演奏すると、自動的にオクターブ下が加わり、豊かな低音の層が生まれます。スコアを読むときは、この移調を頭に入れておかないと和声の判断を誤ります。

調弦がヴァイオリン属と異なる

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが完全5度ずつで調弦されるのに対し、コントラバスは完全4度ずつです。楽器が大きく、5度調弦では左手が届かないためです。この違いから、運指の考え方も他の弦楽器とは別系統になります。ヴィオール属の名残とされ、楽器の形状にもその特徴が残っています。

低音は遅れて聞こえる

低い音ほど立ち上がりに時間がかかります。そのため、他のパートと同時に発音すると、客席では遅れて聞こえることがあります。大きなホールでは、わずかに早めに弾くことでタイミングが揃います。これは技術ではなく物理の問題なので、リハーサルで確認する価値があります。

演奏のヒント

コントラバス

弓を弦に置いてから動かします。空中から当てると発音がさらに遅れます。

合奏

チェロと同じ譜面のとき、オクターブ違いの音程を合わせる必要があります。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

サン=サーンス「動物の謝肉祭」より「象」

コントラバスが独奏で旋律を担う、珍しい例です。

❤️ 関連する楽器用語

← 辞書のトップへ戻る