Corno
コルノ
意味
ホルン
解説
オーケストラの調和を司る、深みのある金管楽器。
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コルノ
ホルン
オーケストラの調和を司る、深みのある金管楽器。
Corno(ホルン)は、金管楽器の中で最も柔らかい音色を持つ楽器。木管とも金管とも溶け合い、オーケストラの響きを結びつける役割を担います。
ホルンは、木管セクションと金管セクションの両方と混ざる音色を持っています。このため、オーケストラの中で両者をつなぐ役割を担うことが多く、和声の内声を埋める書き方が頻繁に用いられます。目立つ独奏だけでなく、この「見えない接着剤」としての働きが、実は最も重要な役割です。
ホルンは演奏中、右手をベル(朝顔)の中に入れます。これは楽器を支えるためだけでなく、音色と音程を微調整するためでもあります。手をさらに深く入れて音を変化させるゲシュトップという奏法もあり、金属的で鋭い音色が得られます。楽譜では + の記号で指示されます。
バルブが発明される以前、ホルンは管を差し替えて調を変えていました。その名残で、古典派の楽譜では曲ごとに異なる調のホルンが指定されています。現代では F 管が標準で、記譜より完全5度低く鳴ります。古い楽譜を読むときは、指定された調を確認して読み替える必要があります。
ホルン
倍音が密集した音域を使うため、狙った音を外しやすい楽器です。息のスピードで音を定めます。
合奏
木管と重なる場面では木管寄りの、金管と重なる場面では金管寄りの音色を選びます。
R.シュトラウス「ホルン協奏曲第1番」
ホルン奏者を父に持つ作曲家による、楽器の性質を知り尽くした作品です。
ブラームス 交響曲第1番 第4楽章
ホルンの主題が、暗から明への転換を告げます。