Clarinetto
クラリネット
意味
クラリネット
解説
広い音域と、様々な音色を奏で分ける柔軟性。
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クラリネット
クラリネット
広い音域と、様々な音色を奏で分ける柔軟性。
Clarinetto(クラリネット)は、単簧のリードを持つ木管楽器。木管の中で最も広い音域を持ち、音域ごとに音色が大きく変わることが特徴です。
クラリネットは音域によって名前が付くほど音色が異なります。低音域のシャリュモーは暗く豊かで、中音域のクラリオンは明るく澄み、高音域は鋭く輝きます。この差は他の木管楽器より顕著で、作曲家はこれを意図的に使い分けます。演奏する側も、音域をまたぐフレーズでは音色の段差が出ないよう配慮が必要です。
最も一般的な B♭管では、記譜されたドが実際には B♭で鳴ります。つまり実音は記譜より長2度低くなります。A管も広く使われ、こちらは短3度低くなります。調号の多い曲でA管に持ち替えるのは、指づかいを楽にするためです。合奏では実音で和声を把握しておく必要があります。
クラリネットは片側が閉じた管として振動するため、偶数倍音が弱く奇数倍音が強く出ます。これが独特の音色の理由であり、また音域を切り替えるとき12度(1オクターブ+5度)飛ぶ理由でもあります。他の木管がオクターブで切り替わるのと異なる、この楽器固有の性質です。
クラリネット
音域をまたぐフレーズでは、息の支えを一定に保って音色差を埋めます。
合奏
記譜と実音が異なるため、他パートと音を確認するときは実音で話します。
モーツァルト クラリネット協奏曲
音域による音色の変化が、旋律の表情として活かされています。
ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」
冒頭のグリッサンドが、この楽器の代名詞になりました。