Pentatonic scale
ごおんおんかい
意味
五音音階
解説
5つの音からなる音階。半音を含まない形が広く使われ、どの音を重ねても濁りにくいのが特徴です。日本の民謡、中国音楽、スコットランド民謡、ブルースなど、地理的に離れた文化圏で独立に発達しており、人間にとって自然な音の並びだと考えられています。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ごおんおんかい
五音音階
5つの音からなる音階。半音を含まない形が広く使われ、どの音を重ねても濁りにくいのが特徴です。日本の民謡、中国音楽、スコットランド民謡、ブルースなど、地理的に離れた文化圏で独立に発達しており、人間にとって自然な音の並びだと考えられています。
五音音階は5つの音からなる音階です。半音を含まない形が広く使われ、どの音を重ねても濁りにくいという性質を持ちます。
代表的な形は、長音階から第4音と第7音を抜いたものです。ハ長調ならド・レ・ミ・ソ・ラ。抜いた2音は、長音階で半音の隣接を作っていた音です。これらを取り除くと音階の中に半音が一つもなくなり、どの2音を同時に鳴らしても強い不協和が生じません。ピアノの黒鍵5つを弾くと、この音階になります。
日本の民謡、中国音楽、スコットランド民謡、ブルースなど、地理的に離れた文化圏で五音音階が使われています。互いの影響では説明できない広がりであることから、人間の耳にとって自然な音の並びだと考えられています。
半音を含まないため、この音階の中で音を選べば大きく外れることがありません。即興演奏の入り口として使われるのはこの理由です。一方で、導音がないため終止の力が弱く、はっきり終わらせたい場面では音階の外の音が必要になります。
鍵盤楽器
ピアノの黒鍵5つ(嬰ヘ・嬰ト・変ロ・変ハ・変ニなど、異名同音で数えれば5つ)だけを使うと、この音階の「外れがない」性質を指の感覚で体験できます。
ショパン 練習曲 作品10-5「黒鍵」
右手が終始黒鍵だけを弾く、五音音階的な構成の実例として知られる作品です。