Pomposo
ポンポーゾ
意味
豪華な、華やかな、これ見よがしの
解説
少し大げさなほどの華麗さ。派手な金管楽器の響きや、装飾の多い旋律に適した表現です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ポンポーゾ
豪華な、華やかな、これ見よがしの
少し大げさなほどの華麗さ。派手な金管楽器の響きや、装飾の多い旋律に適した表現です。
Pomposo は「壮麗に、儀式的に」。ラテン語の pompa(行列、儀式)に由来します。
ギリシャ語の pompē(送ること、行列)がラテン語 pompa となり、そこから派生した語です。原義は儀式の行列であり、そこから華麗さ、荘重さという意味が生じました。英語の pomp(華麗さ)、pompous(尊大な)も同じ語です。
語源が行列であることから、この指示は歩みの性質を含みます。テンポは落ち着いており、一歩一歩に重みがあります。速く駆け抜けると、行列ではなくなります。付点リズムや堂々とした和音進行と組み合わされることが多いのは、この性格に対応しています。
イタリア語の pomposo にも英語の pompous にも、やや大げさであるという含みがあります。控えめであることとは反対の方向であり、見せることを前提とした表現です。したがって、抑制して弾くと語の方向から外れます。
金管楽器・打楽器
行列の重みを出すには、和音を十分に伸ばし、次の和音へ移る瞬間をやや余裕を持たせて置きます。急いで詰めると、儀式的な落ち着きが失われます。
エルガー「威風堂々」第1番
英語題の Pomp(豪華、儀式的な華やかさ)は pomposo と同じラテン語 pompa に由来する語で、堂々とした行進の性格を持つ曲として知られます。