Scordatura
スコルダトゥーラ
奏法
🌐 イタリア語
意味
変則的な調弦
解説
弦楽器の音程を標準とは異なる設定にします。本来出せない音を出したり、独特の共鳴を得るための技術です。
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スコルダトゥーラ
変則的な調弦
弦楽器の音程を標準とは異なる設定にします。本来出せない音を出したり、独特の共鳴を得るための技術です。
Scordatura(スコルダトゥーラ)はイタリア語 scordare(調子を狂わせる、dis+corda「弦」)に由来する語で、弦楽器の弦を標準とは異なる音高に調弦する技法を指す。
弦の調弦を変えることで、開放弦を使った特定の和音や重音が弾きやすくなったり、楽器全体の共鳴の仕方が変わって音色に独特の性格が生まれたりする。運指自体は通常どおりでも、実際に鳴る音は記譜されたものと異なるため、演奏者は移調読みを求められることが多い。
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバーの「ロザリオのソナタ(神秘のソナタ)」は、曲ごとに異なるスコルダトゥーラを用いることで知られる17世紀の代表作。サン=サーンス「死の舞踏」では、独奏ヴァイオリンのE線を半音下げてE♭に調弦し、悪魔の弾く不気味なヴァイオリンの響きを表している。
ビーバー「ロザリオのソナタ」
曲ごとに異なる調弦を用いる、スコルダトゥーラの歴史的代表作。
サン=サーンス「死の舞踏」
独奏ヴァイオリンのE線をE♭に下げ、不気味な響きを作る。