Sotto piano
ソット・ピアノ
意味
極めて弱いピアノ
解説
単なる弱音ではなく、底の方から響くような、重みと奥深さを伴うピアニッシモです。
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ソット・ピアノ
極めて弱いピアノ
単なる弱音ではなく、底の方から響くような、重みと奥深さを伴うピアニッシモです。
Sotto piano は、piano よりさらに抑えた弱音を指す語です。sotto は「下に」を意味し、piano の下という位置づけを表しています。
イタリア語の sotto は「下に、〜の下で」を意味します。sotto voce(声の下で=押し殺した声で)が同じ構造の語です。ラテン語の subtus に由来し、英語の接頭辞 sub- と同じ語根を持ちます。したがって sotto piano は「piano の下」、すなわち piano より抑えた状態を指します。
pianissimo は piano の最上級で、音量の段階として体系に組み込まれた記号です。sotto piano は段階を示す記号ではなく、位置関係を述べた表現です。したがって pp と同じ量を指すとは限らず、その箇所の文脈で判断することになります。楽譜での使用頻度は pp のほうが圧倒的に高く、この語は限られた場面で現れます。
極端な弱音では、音量を落とすほど音の芯が失われやすくなります。支えを保ったまま量だけを落とすことが要点で、支えが抜けると音が鳴らずに雑音になります。ホールでは近くで聞こえる以上に遠くへ届かないため、実際には想定より鳴らす必要があります。