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Tacet

タセット

奏法 🌐 ラテン語

意味

休み、沈黙

解説

その楽章や長いセクションの間、全く演奏しないことを指示します。

Tacet はラテン語で「黙る」。その楽章やセクションのあいだ、まったく演奏しないことを示します。

休符とは違う書き方

長い休みを休符で書くと紙面を占めるため、パート譜ではその区間に tacet と書いて省略します。楽章全体を休む場合は、楽章番号とともに「II. Tacet」のように書かれます。休符ではなく文字による指示なので、拍を数えるのではなく、次に出る箇所まで待つことになります。

出る箇所を把握しておく

tacet の区間が長いと、いつ演奏に戻るかを見失う危険があります。パート譜には、再開の前にキュー(他の楽器の旋律の断片)が書かれることがあり、これを手がかりに待ちます。オーケストラの打楽器やハープなど、出番が限られる楽器では、この待ち方が実務上の技術になります。

tacet al fine

「終わりまで休み」を意味し、その先はもう出番がないことを示します。これがあれば、その楽器の奏者はそこで演奏を終えます。

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