Upbeat
アップビート
意味
弱拍、小節の最後の拍
解説
小節の終わりにあり、次の強拍へ向かっていく拍。指揮者の腕が上へ上がることに由来します。この拍を重く弾くと音楽が前に進まなくなるため、軽く扱い、次の1拍目へ渡す意識を持つのが基本です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
アップビート
弱拍、小節の最後の拍
小節の終わりにあり、次の強拍へ向かっていく拍。指揮者の腕が上へ上がることに由来します。この拍を重く弾くと音楽が前に進まなくなるため、軽く扱い、次の1拍目へ渡す意識を持つのが基本です。
弱拍は小節の最後の拍です。指揮者の腕が上へ上がることに由来する名前で、次の強拍へ向かっていく位置にあります。
この拍は、それ自体で完結するのではなく、次の小節の1拍目へ渡すための位置にあります。したがって重く弾くと音楽が前へ進まなくなり、そこで一区切りついたように聞こえてしまいます。軽く扱い、次へ渡す意識を持つのが基本です。
指揮者が最初の音を出す前に腕を上げる動作は、この拍を示しています。奏者はその動きの速さから曲のテンポを読み取り、下へ振り下ろされる瞬間に音を出します。アウフタクトで始まる曲では、この上げる動作そのものが最初の音の合図になります。
英語の upbeat は、小節の最後の弱拍を指す場合と、曲の冒頭のアウフタクト(弱起)を指す場合の両方に使われます。文脈で判断する必要があります。日本語では前者を弱拍、後者をアウフタクトと呼び分けるのが一般的です。
指揮・アンサンブル全般
弱拍を軽く出すには、そこで音量を作りきらず、次の1拍目に向けてまだ伸びしろを残しておく意識を持ちます。
ベートーヴェン 交響曲第5番 第1楽章冒頭
「動機」の最初の3つの短い音符が弱拍(アウフタクト)にあたり、続く長い音が強拍に落ちる構造になっています。