Alto clef
アルトクレフ
意味
ハ音記号(アルト)
解説
記号の中心が置かれた線が中央ハ(C)であることを示します。五線の第3線に置かれるものをアルト記号と呼び、ヴィオラが主に使用します。中音域を加線なしで書けるため、その音域の楽器にとって最も読みやすい記譜になります。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
アルトクレフ
ハ音記号(アルト)
記号の中心が置かれた線が中央ハ(C)であることを示します。五線の第3線に置かれるものをアルト記号と呼び、ヴィオラが主に使用します。中音域を加線なしで書けるため、その音域の楽器にとって最も読みやすい記譜になります。
ハ音記号は、記号の中心が置かれた線が中央ハ(C)であることを示します。五線の第3線に置かれたものをアルト記号と呼びます。
ト音記号とヘ音記号が五線上の決まった位置に置かれるのに対して、ハ音記号は置く位置を変えられます。記号の中央がくぼんでいる部分が通る線が中央ハになるため、その位置を上下させれば基準が移動します。第3線に置いたものがアルト記号、第4線に置いたものがテノール記号です。
アルト記号を主に使うのはヴィオラです。ヴィオラの音域はト音記号では下に加線が多くなり、ヘ音記号では上に加線が多くなります。中央ハを五線の中央に置くアルト記号なら、その音域の大半を加線なしで書けます。読みにくい記号だと言われますが、その楽器にとっては最も読みやすい記譜です。
第4線に置くテノール記号は、チェロやファゴット、トロンボーンの高音域で使われます。ヘ音記号のままだと加線が増える範囲を、記号を切り替えることで五線内に収めます。曲の途中で音部記号が変わるのは、この読みやすさの調整のためです。
ヴィオラ
ト音記号に持ち替える高音域の passage では、中央ハがアルト記号とト音記号のどちらの五線でも表せる位置にあることを意識すると、記号の切り替わりに惑わされにくくなります。
ベルリオーズ「イタリアのハロルド」
ヴィオラを独奏楽器として扱う、この楽器とアルト記号の代表的な組み合わせを示す作品です。