Canto
カント
意味
歌、旋律
解説
歌われるべき主旋律。
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カント
歌、旋律
歌われるべき主旋律。
Canto はイタリア語で「歌」。楽曲の中で歌われるべき主旋律を指し、器楽曲でも「ここを歌わせよ」という指示として用いられます。
複数の声部がある音楽で、どれが主旋律かを示すために canto という語が使われます。col canto(歌に合わせて)という指示は、伴奏者が旋律のテンポに従うことを意味します。また marcato il canto(旋律を際立たせて)のように、旋律を明確にせよという指示にもなります。
器楽曲で canto が指定されている場合、そのパートを声のように扱うことが求められます。ブレスの位置を決める、フレーズに頂点を作る、音と音のつながりを保つ——歌手が自然に行うことを、器楽奏者は意識的に設計する必要があります。
ピアノ
旋律の指だけ深く打鍵します。内声と同じ扱いだと canto になりません。
合奏
旋律を持つパート以外が引くことで、canto が浮かび上がります。
ベッリーニ「清教徒」
ベルカントの旋律線が、器楽の歌わせ方の手本とされてきました。