Col basso
コル・バッソ
意味
低音部と一緒に
解説
低音楽器と同じ動きを指示する。
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コル・バッソ
低音部と一緒に
低音楽器と同じ動きを指示する。
Col basso は「低音部と一緒に」。そのパートが低音声部と同じ動きをすることを示す省略記法です。
同じ音型が複数のパートで重複する場合、すべてを書き出す代わりに col basso と記して低音パートを参照させます。手写譜の時代に、書き写す労力と紙を節約するために発達した記法です。同種の記法に colla parte(独奏パートに合わせて)、col canto(歌に合わせて)があります。
参照先と完全に同じ音を弾くのか、オクターブ違いで弾くのかは、楽器の音域によって決まります。チェロとコントラバスが col basso で書かれている場合、コントラバスは記譜より1オクターブ低く鳴るため、実際には別の高さになります。楽器の移調の性質を踏まえて読む必要があります。
参照先のパートを見ないと自分の音が分からないため、パート譜だけでは演奏できない箇所が生じます。現代の校訂譜では、参照ではなく実際の音符に書き起こされていることが多くなっています。原典に近い譜面を使う場合は、参照先を確認する作業が必要です。