Divisi
ディヴィジ
意味
分かれて
解説
一つのパート内の演奏者が、別々の音を担当してハーモニーを作ります。弦楽器セクションなどで多用されます。
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ディヴィジ
分かれて
一つのパート内の演奏者が、別々の音を担当してハーモニーを作ります。弦楽器セクションなどで多用されます。
Divisi(div.)は「分けて」。同じパートの奏者を複数のグループに分け、それぞれ異なる音を演奏させる指示です。
楽譜に和音が書かれていても、divisi の指示があれば一人で重音を弾くのではなく、奏者を分担します。分担することで各音が確実に鳴り、音程も安定し、ビブラートもかけられます。逆に non divisi や doppio と書かれていれば、一人で重音を演奏します。この区別は音色に直結するため、指示の見落としは大きな違いを生みます。
一般に、プルト(譜面台)の内側と外側で分けるか、前列と後列で分けます。3声以上に分かれる場合はプルトごとに割り当てます。分け方が指定されていない場合はコンサートマスターやパートリーダーが決め、事前に共有します。分けたあと tutti に戻る位置も併せて確認しておく必要があります。
弦楽器
分かれた各声部が独立した線として聞こえるよう、それぞれのバランスを決めます。
管楽器
同じパートを複数人で吹く場合の分担を a2 や 1. 2. で示します。divisi と同じ発想です。
ワーグナー「ローエングリン」前奏曲
高音弦の細かい divisi が、透明な光の層を作ります。
R.シュトラウス「メタモルフォーゼン」
23の独立した弦楽パートによる、divisi の極限的な例です。