Attacca
アッタッカ
意味
(次の楽章へ)休みなく続けて
解説
余韻を断ち切らず、緊迫感を保ったまま次へ。物語の連続性を強調するための非常にドラマチックな指定です。
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アッタッカ
(次の楽章へ)休みなく続けて
余韻を断ち切らず、緊迫感を保ったまま次へ。物語の連続性を強調するための非常にドラマチックな指定です。
Attacca は attaccare(つなぐ、始める)から来た語で、「切れ目なく次へ」。楽章や場面のあいだで間を置かずに続けることを指示します。
通常、楽章のあいだには演奏を止め、聴衆が呼吸する時間があります。attacca はそれを禁じ、前の楽章の余韻が消える前に次を始めさせます。これによって二つの楽章が一つの流れとして結ばれます。作曲家がこの指示を書くのは、楽章の切れ目に生じる断絶を避けたい、あるいは緊張を持続させたいという明確な意図があるときです。
attacca が付いていると、前の楽章の最後の音の扱いも変わります。余韻を十分に残して終える通常の終止ではなく、次へ渡すための切り方が必要になります。フェルマータが置かれていても、そこで音楽を完結させてはいけません。合奏では、指揮者が手を下ろさないことが合図になります。
共通
次の楽章の冒頭のテンポと音量を、前の楽章を弾いている最中から準備しておきます。
ピアノ
ペダルの扱いが鍵になります。前の楽章の響きを残すか切るかで、接続の印象が決まります。
弦楽器
弓の位置を次の楽章の頭に合わせておきます。持ち替えや調弦の余裕はありません。
ベートーヴェン 交響曲第5番 第3楽章から第4楽章
切れ目なく続くことで、暗から明への転換が一つの体験になります。
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
全3楽章が切れ目なく演奏され、曲全体が一続きの流れになります。