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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Doctrine of Affections

情念論(英語)

表情 🌐 英語

意味

アフェクト論の英語名

解説

バロック音楽において、音楽が聴き手の魂に働きかけ、特定の心理状態を引き起こすという理論的基盤です。

Doctrine of Affections はドイツ語 Affektenlehre の英語名で、指している理論の内容は同じ。バロック音楽が聴き手の心に特定の感情状態を引き起こすとする理論的基盤を指す。

英語圏での呼び方

この理論はドイツの音楽理論家たち(マッテゾンら)によって体系化されたが、英語圏の音楽学では Doctrine of Affections という訳語で広く言及される。affection は現代英語の「愛情」ではなく、より広く「情念・感情の状態」を指す古い語義で使われている。

演奏のヒント

声楽(低音の反復進行の上で)

同じ低音型が繰り返される上で歌う場合、下の声部の反復に頼って歌を単調にせず、歌詞の意味に応じて旋律の緊張を少しずつ変化させることで、悲しみが深まっていく過程を描けます。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

パーセル「ディドとエネアス」より「ディドの嘆き(When I am laid in earth)」

半音階的に下降する4度の低音型(パッスス・ドゥリウスクルス)が全曲を通じて11回繰り返される、悲しみと死を表す型として音楽の教科書でも頻繁に取り上げられる例です。低音の型そのものが感情を象徴するという、情念論の考え方をよく示しています。

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