Frullato
フルッラート
意味
フラッター・タンギング
解説
Flutter-tongueのイタリア語。ドビュッシーやマーラー、シュトラウスの作品で重要な色彩効果です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
フルッラート
フラッター・タンギング
Flutter-tongueのイタリア語。ドビュッシーやマーラー、シュトラウスの作品で重要な色彩効果です。
Frullato はイタリア語で、フラッタータンギングを指します。巻き舌をしながら吹くことで、唸るような響きを作る技法です。
英語では flutter tongue、ドイツ語では Flatterzunge、イタリア語では frullato。同じ技法を指す語です。楽譜に書かれる言語は作曲者によって異なります。
リヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品、マーラーの交響曲などでこの技法が用いられています。管楽器に通常とは異なる音色を求める箇所で、色彩上の効果として使われます。
フルート
弦楽器のトレモロや打楽器と組み合わせて幻想的な音色を作る場合、フルートのフラッターは強すぎると輪郭が硬くなるため、息の勢いを保ちながら舌の震えだけを柔らかく保つと、夢のような質感が生まれます。
マーラー 交響曲第9番 第3楽章「ロンド・ブルレスケ」
フルートのフラッタータンギングが、ヴァイオリンのトレモロやシンバルの一撃と組み合わされ、この楽章特有の超現実的で夢のような響きを作り出しています。マーラーは交響曲第2番の終楽章でも、持続する全音符にこの効果に近い舌の連打を指示しています。