Hemiola
ヘミオラ
奏法
🌐 ギリシャ語
意味
3拍子の中で2拍子のリズムを感じさせる技法
解説
バロックやブラームスで頻出。拍の伸縮による心地よい揺らぎや、終結への「溜め」を作ります。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ヘミオラ
3拍子の中で2拍子のリズムを感じさせる技法
バロックやブラームスで頻出。拍の伸縮による心地よい揺らぎや、終結への「溜め」を作ります。
Hemiola(ヘミオラ)は、3拍子の中に2拍子相当のまとまりを感じさせる、あるいはその逆を感じさせるリズム技法。語源はギリシャ語 hemiolios「全体と半分(3対2の比)」。
ギリシャ語 hemiolios は hemi(半分)と holos(全体)の組み合わせで、「全体に半分を足した量」=3対2の比を意味する。古代ギリシャの音楽理論では、この比は完全5度の周波数比(3:2)を表す用語として使われていた。リズム用語としての hemiola は、その3対2という比の考え方をリズムの領域に転用したもの。
例えば4分の3拍子が2小節続く場面で、本来は「強弱弱|強弱弱」と感じられるところを、アクセントの置き方によって「強弱|強弱|強弱」という2拍子的な3つのまとまりに聞こえるように変える。バロック舞曲の終止直前や、ブラームスの室内楽で好んで使われる技法。