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Inequality

イネガリテ(Notes inégales)

奏法 🌐 フランス語/英語

意味

均等な音符を不均等に弾く

解説

フランス・バロック奏法の粋。楽譜通りの8分音符を長短を付けて弾くことで、優雅な「揺らぎ」を生みます。

Inequality(不等奏、notes inégales)は、楽譜上は等しい長さで書かれた音符を、長短交互の不均等なリズムで演奏する、17〜18世紀フランスの演奏習慣。

書かれた音符と実際の演奏の乖離

フランス・バロックの器楽曲や声楽曲では、連続する同じ長さの音符(多くは8分音符)を、実際には「長・短・長・短」というジャズのスウィングに近い不均等なリズムで演奏する慣習があった。この慣習は当時の演奏論書、たとえばクープランの「クラヴサン奏法」などに記述が残っている。

適用範囲をめぐる議論

この慣習をどこまで厳密に適用すべきか、また同時代のイタリアやドイツの音楽(バッハを含む)にどこまで応用してよいかについては、20世紀の演奏習慣研究者の間でも意見が分かれ、現在も議論が続いている。

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