Mediant
メディアント
意味
中音、音階の第3音
解説
主音と属音のちょうど中間にあることから「中音」と呼ばれます。ハ長調ならミ。この音が長3度か短3度かで、その調が長調か短調かが決まるため、調の性格を決定づける最も重要な音です。第3音を半音下げるだけで、明るい響きが一気に憂いを帯びます。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
メディアント
中音、音階の第3音
主音と属音のちょうど中間にあることから「中音」と呼ばれます。ハ長調ならミ。この音が長3度か短3度かで、その調が長調か短調かが決まるため、調の性格を決定づける最も重要な音です。第3音を半音下げるだけで、明るい響きが一気に憂いを帯びます。
中音は音階の第3音。ハ長調ならミです。主音と属音のちょうど中間にあることから「中音」と呼ばれます。調の性格を決定づける最も重要な音です。
主音と第3音のあいだが長3度(半音4つ)なら長調、短3度(半音3つ)なら短調になります。ハ長調のド・ミ・ソのミを半音下げてミ♭にすると、そのままハ短調の主和音になります。音階の中でこの1音だけを変えれば明暗が入れ替わるため、調の性格を担っているのはこの音だと言えます。
主和音を鳴らすとき、第3音をどう配置するかで響きが変わります。低音域で根音と第3音を狭く重ねると濁りやすく、逆に第3音を上の方に置くと和音の性格がはっきり出ます。第3音を強く鳴らしすぎると和音が甘くなり、弱すぎると長短の区別が曖昧になります。合唱やアンサンブルでは、第3音を担当する声部の音量調整が和音の印象を大きく左右します。
ハ長調で第3音を根音とする和音(III)はミ・ソ・シで、短三和音です。主和音とミ・ソを共有し、属和音とソ・シを共有するため、その両方に近い曖昧な位置にあります。使用頻度は I・IV・V ほど高くありません。
合唱・アンサンブル
第3音を担当する声部は、和音の長短を決める音を担っていることを意識し、周囲に埋もれないだけの音量を保ちつつ、根音より一歩控えた重さで鳴らします。
バッハの371のコラール(4声体)
主和音の第3音の配置や、第3音を根音とする III の和音の使い方が、和声学の標準的な教材として見られる作品群です。