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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Major third

ちょうさんど

理論 🌐 英語

意味

長3度

解説

ドとミのように、半音4つ分離れた音程。明るく開放的な響きを持ち、長三和音の性格を決めます。完全5度が和音の骨格だとすれば、3度は和音の表情を決める音です。この音程を半音狭めると短3度になり、同じ和音が一瞬で暗く変わります。

長3度はドとミのように、半音4つ分離れた音程です。和音の骨格を作るのが完全5度なら、和音の表情を決めるのがこの音程です。

明るさの正体

長三和音(ド・ミ・ソ)の中で、根音と第3音のあいだが長3度になっています。この音程を半音狭めて短3度にすると、同じ和音が短三和音に変わり、響きが一気に暗くなります。半音1つの違いで明暗が入れ替わるという事実は、和音の性格が第3音に集中していることを示しています。

純正な長3度と平均律の長3度

振動数の比が4対5のとき、長3度は最も濁りなく響きます。しかし現代のピアノが用いる十二平均律では、長3度は純正な比よりわずかに広く取られています。そのため平均律の長3度は純正なものより緊張を含んだ響きになります。合唱や弦楽アンサンブルで第3音をやや低めに取ると和音が澄むと言われるのは、この差を耳が聞き分けているためです。

演奏上の要点

和音の中で第3音を担当するとき、他の音と同じ音量で鳴らすと和音が甘くなりすぎることがあります。長三和音では第3音を少し控えめに置くと、骨格である5度がはっきりして響きが締まります。逆に和音の性格を強く出したい場面では、第3音を前に出します。

演奏のヒント

管楽器

下降する長3度の跳躍は、次の音への息の支えを緩めがちです。跳躍の前後で息の速さを変えないよう意識すると、音程も安定します。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」第2楽章

終盤、2本のクラリネットが下降する長3度でカッコウの鳴き声を模しています。

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