Minor third
たんさんど
意味
短3度
解説
ドとミ♭のように、半音3つ分離れた音程。長3度より半音狭く、憂いや落ち着きを感じさせます。短三和音の性格を決める音程で、日本の童謡やケルト音楽など、世界各地の民謡にも頻繁に現れます。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
たんさんど
短3度
ドとミ♭のように、半音3つ分離れた音程。長3度より半音狭く、憂いや落ち着きを感じさせます。短三和音の性格を決める音程で、日本の童謡やケルト音楽など、世界各地の民謡にも頻繁に現れます。
短3度はドとミ♭のように、半音3つ分離れた音程です。長3度より半音狭く、それだけの差で響きが憂いを帯びます。
短三和音(ド・ミ♭・ソ)では、根音と第3音のあいだが短3度、第3音と第5音のあいだが長3度になります。長三和音とは3度の並び順が入れ替わった関係にあります。同じ完全5度の枠の中で、内側の音を半音動かすだけで長短が切り替わるという構造です。
短3度を2つ積み重ねると減三和音になり、外側の音程が減5度になって不安定な響きが生まれます。長3度を2つ積み重ねると増三和音になり、外側が増5度になって浮遊感が出ます。三和音の性格は、2つの3度をどう組み合わせるかで決まります。
短3度は日本の民謡、ケルト音楽、ブルースなど、地理的に離れた地域の音楽に共通して頻繁に現れます。五音音階の多くの形にもこの音程が含まれています。
アンサンブル
短3度の下降・上昇は民謡的な素朴さを持つ音程です。強く押し出すより、語りかけるような柔らかいアタックのほうが、この音程の性格に合うことが多くあります。
ブラームス 交響曲第3番 第1楽章
冒頭の F・A♭・F という動機は、短3度を含む「自由に、しかし喜ばしく」を意味する自筆の標語に基づくとされます。