Minor key
短調
意味
憂いのある、暗い性格の調
解説
ドラマチックな表現。
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短調
憂いのある、暗い性格の調
ドラマチックな表現。
短調は、主和音が短三和音になる調です。長調と違い、短音階には自然・和声・旋律の3つの形があり、曲の中でそれらが使い分けられます。
長調が1つの音階で成立するのに対して、短調は自然短音階・和声的短音階・旋律的短音階という3つの形を持ちます。これは、自然短音階では第7音と主音のあいだが全音離れていて導音がなく、主和音へ帰る力が弱いためです。導音を作るために第7音を半音上げたものが和声的短音階、そこで生じた広い跳躍を解消したものが旋律的短音階です。
短調の曲で臨時記号のシャープが頻繁に現れるのは、多くの場合この第7音を上げているためです。イ短調の楽譜のソ♯は、作曲者の気まぐれではなく、その箇所が属和音を経由していることの表示です。調号には含まれず、必要な箇所ごとに臨時記号で書かれます。
短調は憂いや悲しみと結びつけられますが、それだけの調ではありません。激しさ、緊張、劇的な展開も短調で書かれます。第6音・第7音の扱いによって響きが大きく変わるため、同じ短調の中でも表情の幅は広くなります。