Movement
ムーヴメント(楽章)
意味
大きな作品の一部をなす独立した部分
解説
交響曲などの一つの章。それぞれが異なる性格(速さや表情)を持ち、全体として大きな物語を構築します。
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ムーヴメント(楽章)
大きな作品の一部をなす独立した部分
交響曲などの一つの章。それぞれが異なる性格(速さや表情)を持ち、全体として大きな物語を構築します。
楽章は、交響曲やソナタなどの大きな作品を構成する、独立した部分です。それぞれが異なる速度と性格を持ちます。
各楽章は、それ自体で完結した構造を持ちます。終止し、演奏のあいだに間が置かれます。しかし同時に、全体で1つの作品を構成します。速度の配置(急・緩・急など)、調の関係、性格の対比によって、楽章の並びに意味が与えられます。
古典派の交響曲では、速い第1楽章、緩やかな第2楽章、メヌエットまたはスケルツォの第3楽章、速い終楽章という4楽章が基本になりました。協奏曲では3楽章、バロックの教会ソナタでは緩急緩急の4楽章が用いられました。これらは慣習であり、規則ではありません。
通常は楽章間に間が置かれますが、attacca の指示があれば切れ目なく続けます。また、楽章の区切りを曖昧にする書法や、全楽章を通して同じ動機を用いる循環形式では、楽章の独立性が弱まります。19世紀以降、この方向の作品が増えました。
楽章間の間の長さは、次の楽章との関係で決まります。性格が大きく変わる場合は長めに取り、続きとして扱う場合は短くします。この判断は書かれていないことが多く、演奏者が決めることになります。全体の構成をどう捉えているかが、この扱いに現れます。