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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Natural harmonics

ナチュラル・ハーモニクス

奏法 🌐 英語

意味

自然倍音奏法

解説

弦を押さえきらず軽く触れることで、基音を消してその上の倍音だけを響かせる。

Natural harmonics(自然倍音奏法)は、弦を完全に押さえず軽く触れることで、基音を消してその上に生じる倍音だけを響かせる弦楽器の奏法。

物理的な仕組み

弦のちょうど中点や3分の1、4分の1といった位置に指を軽く触れると、その点を「節」とする振動だけが残り、基音は消えて澄んだ高い倍音だけが響く。指で強く押さえて弦の長さそのものを変える通常の奏法とは原理が異なる。

音色の特徴

笛のような、実体感の薄い透明な音色を持つ。開放弦上で得られる自然な倍音を利用するため「自然」倍音と呼ばれ、指で押さえた弦の上で人工的に作る人工倍音(Artificial harmonics)と対比される。

演奏のヒント

ヴァイオリン

指を弦に強く押しつけず、羽のように軽く触れることが自然倍音を鳴らす鍵です。力を入れすぎると基音が混じって濁った音になり、逆に軽すぎると倍音そのものが鳴りません。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ラヴェル「ツィガーヌ」

曲の主題が回帰する箇所で、ヴァイオリンが自然倍音だけで旋律を奏でる書法が用いられ、透き通るような幻想的な響きを作り出しています。

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