Overture
オーバーチュア(序曲)
意味
オペラや劇の開始を告げる音楽
解説
幕が開く前のワクワク感。劇中の主要な旋律を散りばめるなど、全体の予告編の役割も担います。
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オーバーチュア(序曲)
オペラや劇の開始を告げる音楽
幕が開く前のワクワク感。劇中の主要な旋律を散りばめるなど、全体の予告編の役割も担います。
Overture(序曲)は、オペラやオラトリオの冒頭に置かれる器楽曲。フランス語 ouverture(開くこと)に由来し、幕開けを告げる役割を持ちます。
フランス風序曲は、付点リズムの重々しい遅い部分に始まり、速いフーガ的な部分が続きます。イタリア風序曲は速—緩—速の3部構成で、これが交響曲の原型になったとされます。バロックのこれらの型を経て、古典派以降の序曲はソナタ形式による単一楽章が主流になりました。
序曲が本編の主題を予告する形は、モーツァルト以降に定着しました。ウェーバーやワーグナーではさらに進み、序曲が劇の内容を凝縮して語る役割を担います。演奏する際は、その序曲が本編とどう関係しているかを知っておくと、各主題の扱いが決まります。
19世紀には、劇を伴わない独立した「演奏会用序曲」というジャンルが生まれました。メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」などがこれにあたり、単一楽章の管弦楽曲として、のちの交響詩につながっていきます。
オーケストラ
冒頭で聴衆の集中を作る役割があります。最初の一音の質が全体の印象を決めます。
弦楽器
フランス風序曲の付点リズムは、書かれた以上に鋭く演奏する慣習があります。
モーツァルト「フィガロの結婚」序曲
本編の性格を凝縮した、快活な単一楽章です。
メンデルスゾーン「フィンガルの洞窟」
劇を伴わない演奏会用序曲の代表例です。