Piangendo
ピアンジェンド
意味
泣きながら、哀願するように
解説
嗚咽(おえつ)を堪えるような、震える響き。非常に痛切な、助けを求めるような弱々しい美しさが宿ります。
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ピアンジェンド
泣きながら、哀願するように
嗚咽(おえつ)を堪えるような、震える響き。非常に痛切な、助けを求めるような弱々しい美しさが宿ります。
Piangendo は「泣きながら」。piangere(泣く)の現在分詞で、泣いている最中であることを示します。
現在分詞であるため、この語は泣いているという進行中の動作を指します。lagrimoso が「涙に満ちた」という状態の形容詞であるのに対して、こちらは動作そのものです。したがって、その区間を通して泣き続けている状態が求められます。
泣くという動作には、途切れる呼吸と震えが伴います。音楽では、フレーズが続かずに短く切れる、同じ音型が繰り返される、音が震えるといった形で表されます。楽譜にそうした書法があれば、それがこの指示の実現手段になります。滑らかに歌い上げてしまうと、泣いているのではなく悲しみを美しく歌っている状態になります。
ラテン語の plangere(打つ、嘆く)に由来します。原義は「打つ」で、古代には嘆きの表現として胸を打つ習慣があったことから、嘆くという意味が生じました。英語の plaint、complain も同じ語根です。