Presto
プレスト
意味
きわめて速く、急いで
解説
音楽が疾走し、熱狂的な高まりを見せる速度。高い演奏技術(テクニック)が求められる場面の代名詞です。
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プレスト
きわめて速く、急いで
音楽が疾走し、熱狂的な高まりを見せる速度。高い演奏技術(テクニック)が求められる場面の代名詞です。
Presto は「きわめて速く」。イタリア語の日常語では「すぐに、早く」を意味し、時間的な切迫を含んだ言葉です。
presto の目安は ♩=168 以上とされますが、実際の上限を決めるのは楽譜のいちばん細かい音符です。その音符が粒立って聞こえる速さを超えると、速いのではなく雑に聞こえます。まず最も難しい箇所を取り出し、そこが崩れない速さを測ってください。その速さが、その曲におけるあなたの presto です。曲全体をそのテンポで通せることが前提になります。
速い楽章を1拍ずつ数えていると、頭が追いつかず、演奏が細切れになります。2拍または1小節をひとまとまりとして感じると、同じテンポでも余裕が生まれ、フレーズが見えてきます。指揮者が速い楽章を振り分けずに1つで振るのも同じ理由です。
ピアノ
指を速く動かすより、余計な動きを減らすほうが効果的です。鍵盤から指を離しすぎていないか確認してください。
弦楽器
弓を短く、弦の近くで。大きく使うと戻す時間が足りなくなります。
管楽器
ダブルタンギングが必要になる速度域です。シングルで無理に押し切ると音が潰れます。
ベートーヴェン 交響曲第7番 第4楽章
Allegro con brio ですが、presto に迫る速度で演奏されることが多く、細部の粒立ちが試されます。
メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」序曲
速い音符の粒をそろえることが、そのまま曲の性格になります。