Quartett
クァルテット
意味
四重奏、4人組
解説
4つのパートが対等に語らう形式。特に弦楽四重奏は、作曲家の内面が最も深く現れるジャンルとされます。
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クァルテット
四重奏、4人組
4つのパートが対等に語らう形式。特に弦楽四重奏は、作曲家の内面が最も深く現れるジャンルとされます。
Quartett はドイツ語で「四重奏」。4つの声部が対等に扱われる編成と、そのための作品を指します。
4声は、和音を転回形も含めて完全に構成できる最小の数です。したがって4つのパートで書けば、和声を欠かさずに各声部が独立した線を持てます。この条件が、四重奏が古典派以降の作曲において特別な位置を占める理由の一つです。声楽の4声(ソプラノ・アルト・テノール・バス)も同じ構造です。
2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという編成が標準です。同族の楽器で音域を分けるため、音色が均質で、声部の動きが明確に聞こえます。この透明さのために書き手の技術が露わになり、作曲家が内面を深く込めるジャンルとして扱われてきました。ハイドンがこの形式の確立に大きく関わったとされます。
ピアノ四重奏(ピアノと弦楽3つ)、フルート四重奏、サクソフォン四重奏など、多様な編成があります。ピアノが加わる場合、音量と音色の性質が違うため、弦楽四重奏のような均質さは生じません。編成によって書法が変わります。
指揮者を置かず、4人で合わせます。テンポやフレーズの扱いを話し合いで決めるため、長期間同じ組み合わせで活動する団体が多くなります。1人の変化が全体に直接影響する編成です。