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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Quartett

クァルテット

構成 🌐 ドイツ語/イタリア語

意味

四重奏、4人組

解説

4つのパートが対等に語らう形式。特に弦楽四重奏は、作曲家の内面が最も深く現れるジャンルとされます。

Quartett はドイツ語で「四重奏」。4つの声部が対等に扱われる編成と、そのための作品を指します。

4という数の意味

4声は、和音を転回形も含めて完全に構成できる最小の数です。したがって4つのパートで書けば、和声を欠かさずに各声部が独立した線を持てます。この条件が、四重奏が古典派以降の作曲において特別な位置を占める理由の一つです。声楽の4声(ソプラノ・アルト・テノール・バス)も同じ構造です。

弦楽四重奏

2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという編成が標準です。同族の楽器で音域を分けるため、音色が均質で、声部の動きが明確に聞こえます。この透明さのために書き手の技術が露わになり、作曲家が内面を深く込めるジャンルとして扱われてきました。ハイドンがこの形式の確立に大きく関わったとされます。

その他の編成

ピアノ四重奏(ピアノと弦楽3つ)、フルート四重奏、サクソフォン四重奏など、多様な編成があります。ピアノが加わる場合、音量と音色の性質が違うため、弦楽四重奏のような均質さは生じません。編成によって書法が変わります。

演奏上の性質

指揮者を置かず、4人で合わせます。テンポやフレーズの扱いを話し合いで決めるため、長期間同じ組み合わせで活動する団体が多くなります。1人の変化が全体に直接影響する編成です。

演奏のヒント

弦楽四重奏

4人だけの編成では、誰が旋律を担い誰が伴奏に回るかが頻繁に入れ替わります。自分が伴奏に回る箇所では、旋律を担う奏者の呼吸を聞きながら音量を合わせます。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ハイドン「弦楽四重奏曲集」作品33(1781年、通称「ロシア」四重奏曲)

作曲者自身が「新しく特別な方法で」書いたと述べた曲集で、4つの楽器が対等に会話するという弦楽四重奏の書法を確立した転換点とされます。

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