Saxophone
サクソフォーン
意味
アドルフ・サックスが発明した金属製木管楽器
解説
木管の柔軟性と金管のパワーを併せ持つ。ジャズからクラシックまで、人間の声に近い歌心が特長です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
サクソフォーン
アドルフ・サックスが発明した金属製木管楽器
木管の柔軟性と金管のパワーを併せ持つ。ジャズからクラシックまで、人間の声に近い歌心が特長です。
Saxophone(サクソフォーン)はベルギー人アドルフ・サックスが考案した楽器で、単一リードの発音方式と円錐形の金属管を組み合わせている。
素材は真鍮などの金属だが、発音の仕組みはクラリネットと同じ単一リード式であるため、分類上は木管楽器に含まれる。管の内径はオーボエと同様に円錐形(先に向かって太くなる)で、円錐管は偶数次倍音を含む豊かな倍音構成になりやすく、これが太く輝かしい音色を生む一因になっている。
サックスは移調楽器で、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンなど複数の大きさが標準化されており、同じ運指のまま音域だけが変わる。この統一された運指設計により、奏者は楽器を持ち替えても指づかいを覚え直す必要がない。
サクソフォーン
オーケストラの中で独奏を任される場面では、ジャズなどで培った音色の幅を抑え、周囲の木管楽器と溶け合う柔らかい音色を意識すると、クラシックの合奏の中でも浮かずに歌えます。
ビゼー「アルルの女」(1872年)より「パストラール」
発明されてまもないサクソフォーンを独奏楽器としてオーケストラに取り入れた初期の重要な例です。フランスの管弦楽作品にこの楽器の居場所を築いた、先駆的な起用として知られます。