Clarinet
クラリネット
意味
シングルリードの木管楽器
解説
広い音域と多彩な音色を持つ。温かみのある低音から、輝かしい高音まで表現力豊かです。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
クラリネット
シングルリードの木管楽器
広い音域と多彩な音色を持つ。温かみのある低音から、輝かしい高音まで表現力豊かです。
Clarinet(クラリネット)は1枚のリードをマウスピースに押し当てて振動させる木管楽器。名称はイタリア語 clarino(高音域のトランペット)の縮小形 clarinetto に由来し、「小さなクラリーノ」を意味する。
開発初期のクラリネットは高音域でトランペットのクラリーノ奏法に似た輝かしい音を出したため、この名がついたとされる。17世紀末にドイツの楽器製作者ヨハン・クリストフ・デンナーが、シャリュモーという単一リードの民俗楽器にレジスター・キーを加えて音域を大きく広げ、独立した楽器としてのクラリネットが成立した。
マウスピースに1枚の薄いリードを固定し、息の力でリードをマウスピースの窓に打ち付けるように振動させる。管の内径がほぼ円筒形であることも特徴で、円筒管は奇数次倍音が強く出るため、他の木管より低音域が太く、こもったような独特の音色になる。
クラリネット
低音域から高音域まで音域が広い楽器なので、レジスターキーを切り替える境目で音色や音量が急に変わらないよう、息の支えと口の締め方を音域ごとに微調整しておくと滑らかにつながります。
モーツァルト「クラリネット協奏曲」イ長調 K.622(1791年)
モーツァルトが完成させた最後の器楽作品で、友人の名手アントン・シュタードラーが考案した、通常より低音域が拡張されたバセット・クラリネットのために書かれました。同年10月16日、プラハでシュタードラー自身によって初演されたとされています。