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Sitar

シタール

奏法 🌐 ヒンディー語

意味

北インドの弦楽器

解説

多くの共鳴弦を持ち、独特の残響と「ミーン」と呼ばれる滑らかなスライド奏法が特長です。

シタールは北インドの撥弦楽器です。演奏する弦の下に共鳴弦が張られており、それが独特の残響を作ります。

弦の構成

旋律を弾く弦、リズムや持続音を担う弦、そして演奏では直接触れない共鳴弦(タラフ弦)があります。共鳴弦は旋律の弦が鳴ったときに共振して響き、演奏していない音まで残響として加わります。この重なりが、この楽器の音の厚みを作っています。

フレットと音程

フレットは湾曲した金属で、位置を動かすことができます。演奏する旋法(ラーガ)に応じて配置を変えます。また、弦をフレットに沿って横に引くことで音程を滑らかに変えられ、この技法をミーンドと呼びます。西洋音楽の平均律とは異なる音程が用いられます。

演奏の様式

北インドの古典音楽では、旋法(ラーガ)とリズム周期(ターラ)の枠組みの中で即興を展開します。楽譜に書かれた曲を再現するのではなく、枠組みを共有した上でその場で音楽を作る形式です。

演奏のヒント

シタール

共鳴弦は演奏していない音まで響かせるため、旋律弦をはっきり弾くだけでなく、共鳴弦が濁らずに乗ってくるよう、余分な力みで弦全体を押さえつけないタッチを保つことが厚みのある音につながります。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ザ・ビートルズ「ノルウェーの森」(1965年)

ジョージ・ハリスンが弾くシタールを取り入れた、西洋のポピュラー音楽で初めてこの楽器が使われた曲として知られます。ラヴィ・シャンカルは初めてこの録音を聴いたとき「まるでインドの村人がヴァイオリンを弾こうとしているようだった」と評したと伝えられ、後にハリスンはシャンカルに師事してこの楽器を学びました。

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