Tabla
タブラ
意味
インドのペア太鼓
解説
指先の繊細なタッチで、話し声のような多彩な音色と、ピッチが変化する水滴のような音を出します。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
タブラ
インドのペア太鼓
指先の繊細なタッチで、話し声のような多彩な音色と、ピッチが変化する水滴のような音を出します。
タブラーは北インドの一対の太鼓です。高い音のダーヤーンと低い音のバーヤーンを組み合わせて演奏します。
小さいほうが高音を出し、大きいほうが低音を出します。それぞれの皮の中央には黒い円形の部分があり、これは重りとして貼り付けられたものです。この重りがあることで、皮の振動に特定の高さが生まれ、太鼓が音程を持ちます。西洋の多くの太鼓が音程を持たないのに対して、この楽器は明確な高さで調律されます。
中央の黒い部分、その周囲、縁のそれぞれを、指先や手のひらで打つと別の音が出ます。低音側では、手のひらで皮を押しながら打つことで音程を変化させられ、水滴が落ちるような音の変化が生まれます。奏者はこれらを組み合わせて多様な音色を作ります。
それぞれの打ち方に「ボル」と呼ばれる音節(ター、ディン、ナー、ゲなど)が対応しており、これを唱えることでリズムのパターンが伝えられます。楽譜ではなく音節の連なりとして記憶され、伝承される仕組みです。
タブラー
2つの太鼓を組み合わせて演奏する際は、それぞれの打ち方に対応する「ボル」の音節を実際に声で唱えられるようにしておくと、手の動きとリズムの記憶が結びつき、複雑なパターンも安定して再現できます。
ラヴィ・シャンカル&アラ・ラカ モンタレー・ポップ・フェスティバル出演(1967年6月18日)
シタール奏者シャンカルの4時間に及ぶ演奏に、タブラー奏者アラ・ラカが同行し、約5分に及ぶ超絶技巧のソロを披露しました。この公演の記録はシャンカルの最も売れたアルバムとなり、インド音楽が欧米の若者文化に広く浸透するきっかけの一つとされます。